かぁさんは 数年前 異国に旅立った
とぅさんは そのもっと前に旅立った
とぅさんが 居なくなったとき 涙が出た
だけど だけど しっかり しなきゃ〜と
ぐっと こらえた ぐっと ぐぅ〜〜っと
かぁさんは とぅさんの 看病を 15年余
もしかして 看病疲れで・・・
でも 真似の出来ないほど 頑張ってた
これって 夫婦(みょうと)なんやろね
昔の人は・・・・・
苦労の旅を 歩み続け・・・愚痴も言わずに
贅沢もしないで 小さなことにも感謝できて
かぁさんが 旅立つ 前日 病室で
詩を歌ってあげた 枕元で昔の詩を
叱られて・春の小川・椰子の味・夕焼け小焼け
月の砂漠 そう 童謡などを・・・
看護婦さんが 病室に入ってきたけど
歌い続けた 枕元で・・・小さな声で
1時間くらい 意識はなさそうだけど
きっと聞いててくれてる そう信じてた
そして あくる朝 かぁさんは 逝った
親孝行も出来ないまま 今になって
つくづく思う・・・
ほんまや 孝行したくても 今は
親は なしやぁ〜
秋の足音が 訪れるころ いつも
かぁさんのことを 思い出す
涙がでて 涙が流れて とまらない
(鼻水も でてきたぁ〜)
もっと こうしてあげてたら
もっと あぁしてあげてたら
いまでも とぅさんと かぁさんの 夢を見る
こうして あぁして あげればと
なんか切なくなる 秋の涼し風の ひととき